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【令和5年】新年のご挨拶

2023年1月
皆様へ

特定非営利法人NPO法人
地域活性化教育支援ネットワークREN
理事長 長谷川 明

新年、あけましておめでとうございます。

昨年は、ウクライナ戦争などの国際紛争で平和を考え、なかなか収束しないコロナでは健康を考え、そして地球温暖化に伴う気候変動では環境を考えた年でした。
いずれも解決することなく、今年を迎えていますが、地域に目をやれば地域活性化、特にRENの大きなテーマとしている{若者の地域定着}の課題は、引き続き地域の需要課題となっていると受け止めています。
今年も、みなさんのご理解とご協力をいただき、この課題に向かって行動したいと思います。

「若者の地域定着」のためには、若者に、地域の魅力を知り、地域の魅力を創る機会を提供する、地域へ提言し行動する、などの地域教育の充実が重要と考え、行動しています。
中学生のための地域企業・大学見学会では、八戸市内の企業や大学を見学して、中学生が地域の産業や高等教育に関心を持つ機会を提供させて頂きました。

今年は、八戸市内の4つの中学校と階上町の2つの中学校の見学会を支援させていただきました。
いずれの中学校の生徒からも、身近にありながら知らなかったことを見学できて良かったなどの評価をいただいています。
高校生の地域企業見学会をも支援させていただいております。
生徒や学生が祭を通し地域の文化に関わる機会の支援も実施しました。

一方、元気な八戸づくり若者シンポジウムについては、エントリー数が少なかったことから中止とさせていただきましたが、次年度は運営方法を改善し開催を目指します。

来年度は、八戸市児童科学館や地域企業の協力を得て「テクノル こどもロボット教室」を新規に開催します。
八戸地域で盛んなロボット教育を子供たちに提供しようとするものです。

これらの活動によって、地域への理解、地域との強い関わり、そして地域への誇りを持ち、地域で活躍したい、一旦は離れても地域に戻って活躍したい、あるいは遠く離れていても地域を思う若者が増えることを目標としたいと考えています。

RENは、決して若者の自由な羽ばたきを制約するものではありません。
若者の一人一人が地域の良き理解者になって欲しいと願って活動しています。今年も、RENは地域活性化のための教育支援に取り組んで参ります。

みなさんのご理解とご支援を引き続きお願い申し上げます。

皆様のご健勝とご発展を祈念して、新年のご挨拶とさせて頂きます。