新年、あけましておめでとうございます。

NPO法人地域活性化教育支援ネットワークREN 
理事長 長谷川 明

皆様、新年、あけましておめでとうございます。
日頃、RENの活動へご理解とご協力を賜り感謝申し上げます。
本年も、皆さんのご協力をいただきながら、地域活性化のための教育支援活動を推進して参りますので、なにとぞよろしくお願い申しあげます。

 2024年の元日に、能登半島で大地震が発生し周辺に大被害が及んでいます。一夜を明け、津波注意報が解除され、被害の実態が少しずつ伝えられています。多くの人命が失われたこと、建物の倒壊、市内中心部の大規模火災、崖くずれや地滑りなどによる道路交通遮断、水道や電力などのライフラインの損傷が発生していることなどをマスコミが伝えています。このような被害によって、救援物資輸送や人材派遣が困難であるとの課題も伝えられています。亡くなられた方々へお悔やみを申しあげるとともに、被災された方々へお見舞い申しあげます。
 2011年の東日本大震災をはじめ、多くの自然災害を受けている私たちの地域にとって、この被災は人ごとではありません。被害を少なくするためには、地域への関心や、地域へのプライドを伝えたい地域教育が必要で、なかでも防災教育が重要であることを強く感じています。特に、自然災害は、地域の地形、地質、地盤、気候などと深い関わりがあり、減災には、自分がいる場所の特徴を理解し備える努力が欠かせません。地域の特徴を伝える教育が大切です。
 また、自然災害と結びつく地域の特徴を調査したり、過去の災害の歴史を調べ今に役立つ情報を提供したり、あるいはコンピューターに地域の特徴を入力し災害のシミュレーションを行うことで過去の災害を分析したり被害予測を計算することが必要です。そして、これらの調査や研究を行う人材育成も防災には欠かせない活動です。市内の高等教育機関、例えば八戸工業大学では、これらの研究活動や人材育成活動が精力的に行われています。RENがコーディネートさせていただいている”中学生による地域企業と大学見学会”では、地域の大学が行っている研究活動も紹介されています。少しでも多くの市民に、地域の研究活動や人材育成活動をお伝えすることが地域活性化につながると考えているからです。地域にとって大切な活動が行われていながら、これらの活動が多くの市民に伝えられる機会は多くありません。地域のくらしや産業を支える地域教育の実情を市民に伝える支援していく必要があると考えています。
 今年も、RENでは、中学生による地域企業と大学見学会、元気な八戸づくりシンポジウム、こどもロボット教室、三社大祭に関連する教育支援活動などを継続して進めて参ります。子供から大人まで、地域を学ぶ、地域に関心を持つ、地域を考える、地域にプライドをもつ、それぞれの機会の提供を広げて参ります。これらの活動は、多くの皆さんのご理解とご協力によって運営されています。今年もよろしくお願いします。
 おわりに、皆様にとって、いい新年であることを願うとともに、本年もRENの活動によって少しでも地域が活性化されることを願って、新年のご挨拶と致します。

新年、あけましておめでとうございます。

NPO法人地域活性化教育支援ネットワークREN 
理事長 長谷川 明

皆様、新年、あけましておめでとうございます。
日頃、RENの活動へご理解とご協力を賜り感謝申し上げます。
本年も、皆さんのご協力をいただきながら、地域活性化のための教育支援活動を推進して参りますので、なにとぞよろしくお願い申しあげます。

 2024年の元日に、能登半島で大地震が発生し周辺に大被害が及んでいます。一夜を明け、津波注意報が解除され、被害の実態が少しずつ伝えられています。多くの人命が失われたこと、建物の倒壊、市内中心部の大規模火災、崖くずれや地滑りなどによる道路交通遮断、水道や電力などのライフラインの損傷が発生していることなどをマスコミが伝えています。このような被害によって、救援物資輸送や人材派遣が困難であるとの課題も伝えられています。亡くなられた方々へお悔やみを申しあげるとともに、被災された方々へお見舞い申しあげます。
 2011年の東日本大震災をはじめ、多くの自然災害を受けている私たちの地域にとって、この被災は人ごとではありません。被害を少なくするためには、地域への関心や、地域へのプライドを伝えたい地域教育が必要で、なかでも防災教育が重要であることを強く感じています。特に、自然災害は、地域の地形、地質、地盤、気候などと深い関わりがあり、減災には、自分がいる場所の特徴を理解し備える努力が欠かせません。地域の特徴を伝える教育が大切です。
 また、自然災害と結びつく地域の特徴を調査したり、過去の災害の歴史を調べ今に役立つ情報を提供したり、あるいはコンピューターに地域の特徴を入力し災害のシミュレーションを行うことで過去の災害を分析したり被害予測を計算することが必要です。そして、これらの調査や研究を行う人材育成も防災には欠かせない活動です。市内の高等教育機関、例えば八戸工業大学では、これらの研究活動や人材育成活動が精力的に行われています。RENがコーディネートさせていただいている”中学生による地域企業と大学見学会”では、地域の大学が行っている研究活動も紹介されています。少しでも多くの市民に、地域の研究活動や人材育成活動をお伝えすることが地域活性化につながると考えているからです。地域にとって大切な活動が行われていながら、これらの活動が多くの市民に伝えられる機会は多くありません。地域のくらしや産業を支える地域教育の実情を市民に伝える支援していく必要があると考えています。
 今年も、RENでは、中学生による地域企業と大学見学会、元気な八戸づくりシンポジウム、こどもロボット教室、三社大祭に関連する教育支援活動などを継続して進めて参ります。子供から大人まで、地域を学ぶ、地域に関心を持つ、地域を考える、地域にプライドをもつ、それぞれの機会の提供を広げて参ります。これらの活動は、多くの皆さんのご理解とご協力によって運営されています。今年もよろしくお願いします。
 おわりに、皆様にとって、いい新年であることを願うとともに、本年もRENの活動によって少しでも地域が活性化されることを願って、新年のご挨拶と致します。