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「テクノルこどもロボット教室」が始まりました。

 8月8日から八戸市児童科学館で、REN主催の「テクノルこどもロボット教室」が始まりました。くらしや産業にロボットが使われています。こどもたちに、体験を通して、ロボット技術を学び、自ら創造する機会を提供しています。楽しい学習が続いています。最終日の8月18日は、発表会が開催されます。こどもたちのロボットの登場が楽しみです。

 指導内容は、ロボット技術の基礎・体験・創作・発表で、ロボット技術のメカニックとプログラミングを学んでいます。指導は八戸工業大学本波洋先生です。学生3名が指導の補助にあたっています。監修を理科教育コンサルタント井上貫之先生、協力に八戸市児童科学館があたってくれています。また、株式会社テクノル、株式会社西衡器製作所、株式会社ザックス、エイコウコンサルタンツ株式会社、株式会社吉田産業、株式会社吉田管材、および株式会社住吉工業の皆さんの協賛を頂いて開催されています。みなさんのご指導、ご協力に感謝申し上げます。

当法人コーディネートによる「中学生による企業と大学見学会」実施(階上中学校)

 階上町立階上中学校2年生の生徒を対象にした、当法人コーディネートによる「中学生による企業と大学見学会」が7月10日に実施されました。

 当日は2年生の生徒57名が2班に分かれ、旭光通信システム株式会社八戸事業所と株式会社サン・コンピュータを見学。その後、八戸インテリジェントプラザで産学官連携の取り組みを伺い、八戸工業大学に移動し学食で昼食を摂ったあと、講義を体験し、施設見学を行いました。

 当法人コーディネートによる「中学生による企業と大学見学会」は令和3(2021)年から実施しており、今年で3年目。今年度は八戸市内8校と階上町内2校、合計10校の企業・大学の見学をコーディネートする予定です。

旭光通信システム八戸事業所の見学の様子
八戸工業大学でのドクターカー見学の様子

サン・コンピュータの見学の様子

「元気な八戸づくり若者シンポジウム」発表会のエントリーを募集しています

令和5年度 元気な八戸づくり若者シンポジウム募集要項

今年度は、発表会討論会で構成されます。募集しているのは発表会です

小学生から大学生、若者の皆さん、皆さんが取り組んでいる元気な八戸づくり・地域づくりに関する様々な提案や活動を発表し、交流する「元気な八戸づくり若者シンポジウム」を開催します。このシンポジウムで発表する提案や活動を募集します。発表を希望する方は、この要項に沿ってエントリーをしてください。みなさんの応募をお待ちしています。 シンポジウムでは、エントリー者による発表会と、基調講演とパネルディスカッションで構成される討論会が開催されます。

Ⅰ 「発表会と討論会」共通事項

名称:元気な八戸づくり若者シンポジウム

日時:令和6年(2024年)2月23日(金・祝)10:15〜17:00

10:15-10:30開会式(開会挨拶)
10:30-13:00発表会(説明3分*20件ほか)
13:00-14:00昼食・休憩
14:00-16:30討論会(基調講演とパネルディスカッション)
16:30-17:00閉会式(講評と表彰式、閉会挨拶)

会場:八戸市美術館 スタジオとギャラリー2

主催:NPO法人 地域活性化教育支援ネットワークREN(以下、REN)

後援(予定):青森県三八地域県民局,八戸市,八戸工業大学,八戸学院大学,八戸学院大学短期大学部,八戸工業高等専門学校,八戸商工会議所,マスコミ各社

協賛:地域企業

聴講:どなたでも可(申し込み不要・入場無料)

問い合わせ

シンポジウムに関する情報は、RENの下記ホームページでお知らせします。

https://ren8nohe.com/

  • 問い合わせ先

元気な八戸づくり若者シンポジウム実行委員会(委員長 金子賢治理事)

e-mail:kaneko@hi-tech.ac.jp

〒031-0072
青森県八戸市城下一丁目23番10号
東北産機システムビル3階
TEL:080-8733-8851 FAX:0178-72-1533

Ⅱ 発表会

発表者の資格小学生から大学生までの児童・生徒・学生の個人,団体(学校単位も可)および22歳以下の個人,団体
募集内容八戸地域の活性化につながる提案や活動報告。 ひと、くらし、産業、自然、文化、環境、防災、交通、まちづくりに関することなど
募集件数先着20件(会場・日程の制約のため)
提出物と提出締め切りエントリー:締め切りは令和5年11月30日(木)
エントリーシートに必要事項を記入しメールに添付あるいはFAXで送ってください。
メール:info@ren8nohe.com FAX:0178-72-1533

ポスターPDF、発表動画、および著作権委譲書:締め切りは令和6年2月9日(金)

◎ポスター(1ページ)のPDF(PPTやWORDで作成したPDFファイル)
◎発表動画(概要説明3分以内),説明音声付きPPTファイル
◎著作権委譲書 PDFファイル ダウンロード後、印刷してご記入ください。
◎ポスター(印刷物)締め切り:令和6年2月23日(金・祝)10:15様式:B0版1枚、様式は自由、ただし、標題、氏名、学校名を含む(前日17:00-18:00か当日10:00-10:15に会場へ持参し貼り付けてください。)
発表方法概要説明とポスタープレゼンテーション概要説明:PPT等を使い、3分間で内容を発表して下さい。
ポスタープレゼンテーション:自分のポスター前に立って、聴講者への説明と質疑を受けて下さい。当日11:30-13:00に実施予定です。
表彰(予定)市長賞,REN理事長賞,八戸工業大学学長賞,八戸学院大学学長賞,八戸学院大学短期大学部学長賞,八戸工業高等専門学校校長賞,八戸商工会議所会頭賞,協賛企業賞
REN理事長賞をはじめ、可能な提案は実現に向けてサポートします。

Ⅲ 討論会(参考、予定を含む)

  1. テーマ 「なぜ地域を学ぶか?」
  2. 背景と目的

八戸市産学官連携推進会議(市長、商工会議所、高等教育機関)では、若者地域定着に向けた活動の一環として、昨年度から「八戸地域学」を開講した。同時に、各高等教育機関では、地域に関わる教育の充実が図られている。

討論会は、この背景を受け、八戸地域の教育機関での「地域を学ぶ」教育の意義、成果や課題を共有し、相互の連携を考え、地域の人材育成を討論することを目的とする。

  1. 基調講演「なぜ地域を学ぶか?」
    • 「八戸地域学」:八戸産官学連携推進会議、開設経緯、八戸学院大学学長補佐 田中 哲氏 
    • 「地域文化論」:八戸学院大学の実施例、八戸学院大学学長補佐 田中 哲 氏
    • 「北東北の八戸地域学」:八戸工業大学の実施例、八戸工業大学教授 高橋 晋 氏
    • 「小中学校における地域の学び」:八戸市教育委員会教育指導課実践支援グループ主任指導主事 馬渡正仁 氏
  2. パネルディスカッション
    • 主な討議内容:なぜ地域学を開設したか、なぜ地域を学ぶか?受講学生の反応・課題は?今後の地域の学びの展開は?、各教育機関との連携は?地域の人材育成?
    • パネリスト:八戸学院大学学長 水野眞佐夫氏、八戸工業大学学長 坂本禎智氏、青森県立八戸高校校長 谷地村克久氏、八戸市教育長 齋藤信哉氏、コーディネーター:長谷川明REN理事長

過去の実施状況はこちらから

「テクノルこどもロボット教室」が開催されます。

初心者でもできるロボット教室です。ロボット技術の基礎・体験・創作・発表まで、ロボット技術のメカニックとプログラミングを学びます。対象は、小学校高学年( 4 年から6 年) 10 名 で、スマホを持参できる児童です。募集要項をダウンロードしたい方は、添付のPDFファイルをご利用ください。

テクノルこどもロボット教室
テクノルこどもロボット教室
2023年7月1日(土)ホームページ をリニューアルしました。

このたび、REN の情報を迅速に公開していくため、ホームページを新しくしました。みなさんにとって見やすい、読みやすい、探しやすい、有効なホームページにしていきますので、よろしくお願いします。

また、 このブログ REN には、他の ページ と重複する内容も掲載することがありますが、ご了承ください。 (記載:長谷川明)

大瀧清司先生をお招きして講演会を開催しました。

2023年3月14日、八戸工業大学メディアセンターで、大瀧清司先生の講演会が開催されました。
演題は「人材育成とシビックプライド」です。

大瀧清司先生は、長く高校教員として地域の人材育成に関わってこられ、高校教員としては、三本木農業高校長を最後に退職されましたが、その後も、八戸工業大学参与として高大連携活動を通し地域の人材育成に貢献されてきておられます。

現在は、八戸市連合町内会連絡協議会、お住まいの大館地区連合町内会、また大館地区自主防災会、それぞれの会長として活躍されています。

本日の講演会では、大館地区で行われている地域の歴史や文化を通し、シビックプライドの醸成を考慮した人材育成について講演頂きました。

講演は、先生が体験・体感されてきた人材育成と地域の発展の関わりの具体例に触れ、優れた人材が定着していなければ、地域の発展に課題があることを話されました。

このため、地域の発展に欠かせない人材、特に若者の地域定着が大きな課題であること、この地域定着のためにはシビックプライドの育成が重要と考えていることを説明されました。

さらに、その醸成は、偏差値教育などの教育の現状を考慮すれば、高校生や大学生からではなく、小学生から始める必要があると、具体的な事例を挙げながら話されました。

このことを踏まえ、地域への誇りをもつ人材をどのようにして育成するかについて、先生が関わってきたこれまでの人材育成の課題の八戸市大館地区で実施されている活動をご紹介頂きました。

地域の子供たちを中心とし、八戸工業大学感性デザイン学科の大学生をも巻き込んで地域の歴史や祭りを通してシビックプライドを形成されていることを紹介してくれました。

終わりに、子供たちに地域の素晴らしさを伝えるように、大人たちも自信をもって、地域の素晴らしさをしっかり伝える力が必要であることを力説されました。

講演後、聴講された約20人のみなさんと、学校教育との関わり、学校教員の理解などに関する質疑が行われました。

若者の地域定着を大きな課題として活動を進めているNPO法人地域活性化教育支援ネットワークにとって、貴重な講演と理解し、多くの理事とともに拝聴させて頂きました。

お話し頂いた知見を今後の活動に活かしていきたいと思います。
ありがとうございました。

(理事長 長谷川明)

【令和5年】新年のご挨拶

2023年1月
皆様へ

特定非営利法人NPO法人
地域活性化教育支援ネットワークREN
理事長 長谷川 明

新年、あけましておめでとうございます。

昨年は、ウクライナ戦争などの国際紛争で平和を考え、なかなか収束しないコロナでは健康を考え、そして地球温暖化に伴う気候変動では環境を考えた年でした。
いずれも解決することなく、今年を迎えていますが、地域に目をやれば地域活性化、特にRENの大きなテーマとしている{若者の地域定着}の課題は、引き続き地域の需要課題となっていると受け止めています。
今年も、みなさんのご理解とご協力をいただき、この課題に向かって行動したいと思います。

「若者の地域定着」のためには、若者に、地域の魅力を知り、地域の魅力を創る機会を提供する、地域へ提言し行動する、などの地域教育の充実が重要と考え、行動しています。
中学生のための地域企業・大学見学会では、八戸市内の企業や大学を見学して、中学生が地域の産業や高等教育に関心を持つ機会を提供させて頂きました。

今年は、八戸市内の4つの中学校と階上町の2つの中学校の見学会を支援させていただきました。
いずれの中学校の生徒からも、身近にありながら知らなかったことを見学できて良かったなどの評価をいただいています。
高校生の地域企業見学会をも支援させていただいております。
生徒や学生が祭を通し地域の文化に関わる機会の支援も実施しました。

一方、元気な八戸づくり若者シンポジウムについては、エントリー数が少なかったことから中止とさせていただきましたが、次年度は運営方法を改善し開催を目指します。

来年度は、八戸市児童科学館や地域企業の協力を得て「テクノル こどもロボット教室」を新規に開催します。
八戸地域で盛んなロボット教育を子供たちに提供しようとするものです。

これらの活動によって、地域への理解、地域との強い関わり、そして地域への誇りを持ち、地域で活躍したい、一旦は離れても地域に戻って活躍したい、あるいは遠く離れていても地域を思う若者が増えることを目標としたいと考えています。

RENは、決して若者の自由な羽ばたきを制約するものではありません。
若者の一人一人が地域の良き理解者になって欲しいと願って活動しています。今年も、RENは地域活性化のための教育支援に取り組んで参ります。

みなさんのご理解とご支援を引き続きお願い申し上げます。

皆様のご健勝とご発展を祈念して、新年のご挨拶とさせて頂きます。

「令和4年度 中学生による地域企業と大学の見学会」実施報告

 NPO法人地域活性化教育支援ネットワーク(以下、REN)では、昨年2校で試験的に実施された見学会を、今年度は、八戸市で4校の生徒約320名、階上町で2校の生徒約90、あわせて6校の生徒約410名の見学会をコーディネートし、中学生の教育支援活動を実施しました。なお、八戸市の実施については八戸市教育委員会の指導をいただきました。

見学会は、「地域を学ぶ・地域を知る・地域を愛する・地域に誇りを持つ機会を提供し、地域に優れた企業や優れた大学があること、そしてそれぞれの活動や役割を知り、これらの知見から地域や自分自身のこれからを考えること」を目的としています。

このため、見学会前後学習として、見学先を事前に調べるなどの事前学習や、見学先での知見を振り返るなどの事後学習を伴うようにコーディネートしました。

行程は、おおむね午前8時頃に中学校を出発し、午前中に企業を、午後に大学を見学し、昼食時間は、見学先大学の食堂を利用しました。

交通は手配された貸し切りバスを利用し、移動時にも車窓から企業活動を見学できるよう配慮されたルートを計画し、バスに同行したREN理事らによる説明を聞くことができるように組み立てられました。

 参加生徒からは、「このような企業や大学があることを知らなかった。」「見学会に行って良かった。」「見学して、役に立った。」などの声を、指導された先生方からは、「見学会を実施できて良かった。」「実際にみることは、生徒の役に立った。」などの声を受けました。企業や大学からは「地域の中学生の教育に貢献できて良かった。」「この見学が役に立って欲しい。」「先生の見学も検討しては?」などの声を受けました。

 RENでは、引き続き改善に努め、地域のためになる見学会を実施したいと考えています。

【八戸市】

学校名 バス(台) 参加
生徒数
実施日
(令和4年)
REN
同行者数
訪問企業・訪問大学
八戸市立東中学校 3 124 8月26日 7 サンコンピューター、旭光通信システム、 八戸中央・八戸工業大学、 八戸学院大学、八戸学院短期大学部
八戸市立江陽中学校 1 38 9月2日 2 旭光通信システム・八戸工業大学
八戸市立根城中学校 3 128 9月30日 4 サンコンピューター、旭光通信システム、八戸中央青果・八戸工業大学、八戸学院大学、八戸学院大学短期大学部
八戸市立明治中学校 1 28 11月4日 1 旭光通信システム・八戸工業大学
八戸市 計 8 318   14  

【階上町】

学校名バス(台)参加生徒数実施日(令和4年)REN同行者数訪問企業・訪問大学
階上町立階上中学校2約7010月27日2旭光通信システム、北日本造船、帆風美術館・八戸工業大学
階上町立道仏中学校11712月20日1菅原ディーゼル・八戸工業大学
階上町 計3約903
【中止】元気な八戸づくり若者シンポジウム2023中止のお知らせ

本NPO主催の「元気な八戸づくり若者シンポジウム」についてエントリーを11月30日締め切りで募集しましたところ、エントリー数が1件のみとなっているため、今年度は中止とさせていただくことにしました。

主な理由は下記の通りです。

  1. 12月時点での追加募集は学校事情を考慮すると困難であること
  2. パネルディスカッションなどの他様式を取り入れたシンポジウムも検討できるが、次年度以降の実施が適切であること
  3. エントリーいただいた方には別途発表の場を提供すること

中止によって、本シンポジウムへご理解とご協力をいただいた皆様にご迷惑をおけしますことを、深くお詫び申し上げます。

エントリー数が少なかった要因には、コロナの影響もありますが、主催者の計画や実施方法に課題があったと受け止めています。
次年度については、発表方法、プログラム構成など改善に努め、本シンポジウムの開催に向け準備をして参ります。
みなさんからも、改善へのご意見がございましたら、お寄せいただければ幸いです。

ご意見は「お問い合わせページ」よりお送りください。

NPO法人地域活性化教育支援ネットワーク
理事長  長谷川 明

「八戸工業大学第一高校工場見学会」実施報告

高校側から依頼を受け、「市内の工場や現場を見学し、将来の職業を考え、あわせて校内学習への意欲的な取り組みを促す。」ことを目的に、RENが企画、見学先紹介と調整を行い実施しました。参加生徒は1学年162名全員で、機械・電気/電子/情報・建築/土木の3分野で6コースを設定し、生徒の希望を受け入れながら参加生徒のコースを決定しました。訪問先は、希望分野に関わる企業を選び、また土木については行政機関を見学先としました。

参加生徒からは「貴重な体験であった。」「有意義な時間だった」などの声があった。見学先からは「生徒に企業を紹介する機会が得られた。」「見学時間が短い。」などの声がありました。

 今回の見学会は、地域企業のみが対象であったが、同校では、地域大学の見学会を別企画で実施していることから、支援したものです。

RENでは、引き続き改善に努め、地域のためになる見学会を実施したいと考えています。

【八戸工業大学第一高校】

学校名八戸工業大学第一高校
バス(台)6
参加生徒数162
実施日(令和4年)令和5年9月21日
REN同行者数1
訪問企業などエムエス工業、旭光通信システム、菅原ディーゼル、ほくとう、北辰工業、青森県三八地域県民局地域整備部