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「テクノルこどもロボット教室」が始まりました。

 8月8日から八戸市児童科学館で、REN主催の「テクノルこどもロボット教室」が始まりました。くらしや産業にロボットが使われています。こどもたちに、体験を通して、ロボット技術を学び、自ら創造する機会を提供しています。楽しい学習が続いています。最終日の8月18日は、発表会が開催されます。こどもたちのロボットの登場が楽しみです。

 指導内容は、ロボット技術の基礎・体験・創作・発表で、ロボット技術のメカニックとプログラミングを学んでいます。指導は八戸工業大学本波洋先生です。学生3名が指導の補助にあたっています。監修を理科教育コンサルタント井上貫之先生、協力に八戸市児童科学館があたってくれています。また、株式会社テクノル、株式会社西衡器製作所、株式会社ザックス、エイコウコンサルタンツ株式会社、株式会社吉田産業、株式会社吉田管材、および株式会社住吉工業の皆さんの協賛を頂いて開催されています。みなさんのご指導、ご協力に感謝申し上げます。

令和4年度(2022年2月、中止)元気な八戸づくり若者シンポジウム

今年度開催予定だった元気な八戸づくり若者シンポジウムへエントリーしてくれた発表です。シンポジウムは、あいにくエントリー数が少なかったため中止となりましたが、せっかくのエントリーなので、NPO地域活性化教育支援ネットワークの理事の皆さんで聴講させていただくこととしました。

みなさんは、八戸高専ビジネス愛好会(顧問、中村嘉孝教授)のメンバーで、これまでも数多くの活動を行って表彰を受けている実績のある団体です。

発表では、主にフィールド調査等を行ったSWOT分析から今後の活性化プランを説明してくれました。多くの活性化プランが提案されました。交通では、駅前通りを通行する歩行者の安全を確保するため、車道を一方通行とするプランが提案されました。歩道幅員を広げ、買い物を楽しく、ゆったりできるメリットがあることで、活性化に繋がると説明していました。

発表後、会場から多くの質疑と討議がおこなわれ、大幅に時間超過しましたが、充実した発表会となりました。

■日時   2023年2月17日(金)15:00-15:30

■会場   八戸工業大学メディアセンターホール

■演題   陸奥湊の活性化に向けて

■発表者  関智朗、中村ことみ、橋本樹、林研樹(産業システム工学科マテリアル・バイオ工学コース3年)

発表してくれた高専生
令和3年度(2021年2月) 元気な八戸づくり若者シンポジウム

子どもや若者が元気な八戸づくり・地域づくりに関する様々な活動を発表する「元気な八戸づくり若者シンポジウム」を下記にて開催しましたところ、小学生から大学生までの11件の優れた発表をいただき無事終了することができました。御礼申し上げます。

コロナ感染拡大対策のため、当初の対面による発表会から、動画を作成して配信する方法で実施させていただきました。発表方法が急遽変更になったにもかかわらず、全発表者から動画を作成していただき、発表に対し、熱意を持って取り組んでいただき感謝申し上げます。

聴講されたみなさんからは、それぞれの発表に対し高い評価の声と、このシンポジウム開催趣旨への賛同の声を頂いております。改善を進めて、次年度も開催して参りたいと考えております。このシンポジウムが、地域づくりに若者の意見を取り入れる一助となるとともに,若者が地域のことを知るきっかけになり、地域づくりや地域活性化に興味のある多くの世代間の交流促進につながっていくことを期待しています。

おわりに、共催いただいた八戸市をはじめ、後援や共催を頂いた各団体に対し、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

  • 開催:2022年2月23日~24日、方法:動画配信、発表件数:11件
  • 主催:NPO法人地域活性化教育支援ネットワークREN
  • 共催:八戸市
  • 後援:青森県三八地域県民局,八戸工業大学,八戸学院大学、八戸学院大学短期大学部,八戸工業高等専門学校,八戸商工会議所,東奥日報社、デーリー東北新聞社、RAB青森放送、ATV青森テレビ、ABA青森朝日放送、NHK青森放送局、HTV八戸テレビ、AFBエフエム青森、コミュニティラジオ局BeFM
  • 協賛:山田設備機工株式会社、株式会社菅原ディーゼル、株式会社東北基礎調査、エイコウコンサルタンツ株式会社、公益財団法人吉原育英会、東京鉄鋼株式会社八戸工場、八戸液化ガス株式会社、株式会社テクノル

元気な八戸づくり若者シンポジウム発表者、演題および授賞名 

番号発表者名演題 授賞名
1吹切 亮介(八戸工業大学)中心街のオープンスペース(空地)等の活用方法八戸工業高等専門学校校長賞
2熊谷 風音(八戸工業高等専門学校)現代における『潮観荘』の再建計画の提案八戸市長賞 八戸学院大学学長賞
3八戸工業高等専門学校青森県内企業のフードロス実地調査〜フードロス削減に技術はどう活かせるのか〜地域活性化教育支援ネットワーク努力賞
4下平 千秋(八戸工業高等専門学校)階上のジェラートの魅力発信吉原育英会賞
5向井 葉南(八戸工業高等専門学校)鳴き砂のメカニズム〜猿ヶ森砂丘の鳴き砂〜エイコウコンサルタンツ賞
6川越友翔、工藤拓海、久保光琉、田代まどか(青森県立八戸工業高校)八戸沿岸の海を豊かに八戸工業大学学長賞
7濵谷 莉穂(八戸工業大学第一高校)湊地区「坂道名称看板」で地域貢献東京鉄鋼八戸工場賞
8八戸市立小中野中学校2学年① 佐々木俐音、吉田翔栄、田中雅姫 ② 下村琉紗、木村ひなた、千葉結依③ 大里卓矢、榊由依菜、髙橋実桜 企業・大学見学会を終えて 旭光通信システム株式会社②八戸液化ガス株式会社③八戸工業大学地域活性化教育支援ネットワーク理事長賞
9八戸市立新井田小学校 4 学年、八戸工業大学学生「歴史看板MAPデザインプロジェクト」新井田小学校with八戸工業大学地域活性化教育支援ネットワーク理事長賞
10織田 零央(八戸工業高等専門学校)リンゴがおいしくなる光の波長の研究八戸学院大学短期大学部学長賞
11柾谷みなみ・中村唯愛・立花郁巳(八戸工業大学)理系 JDによる SDGs 活動について八戸商工会議所会頭賞
当法人コーディネートによる「中学生による企業と大学見学会」実施(階上中学校)

 階上町立階上中学校2年生の生徒を対象にした、当法人コーディネートによる「中学生による企業と大学見学会」が7月10日に実施されました。

 当日は2年生の生徒57名が2班に分かれ、旭光通信システム株式会社八戸事業所と株式会社サン・コンピュータを見学。その後、八戸インテリジェントプラザで産学官連携の取り組みを伺い、八戸工業大学に移動し学食で昼食を摂ったあと、講義を体験し、施設見学を行いました。

 当法人コーディネートによる「中学生による企業と大学見学会」は令和3(2021)年から実施しており、今年で3年目。今年度は八戸市内8校と階上町内2校、合計10校の企業・大学の見学をコーディネートする予定です。

旭光通信システム八戸事業所の見学の様子
八戸工業大学でのドクターカー見学の様子

サン・コンピュータの見学の様子

大瀧清司先生をお招きして講演会を開催しました。

2023年3月14日、八戸工業大学メディアセンターで、大瀧清司先生の講演会が開催されました。
演題は「人材育成とシビックプライド」です。

大瀧清司先生は、長く高校教員として地域の人材育成に関わってこられ、高校教員としては、三本木農業高校長を最後に退職されましたが、その後も、八戸工業大学参与として高大連携活動を通し地域の人材育成に貢献されてきておられます。

現在は、八戸市連合町内会連絡協議会、お住まいの大館地区連合町内会、また大館地区自主防災会、それぞれの会長として活躍されています。

本日の講演会では、大館地区で行われている地域の歴史や文化を通し、シビックプライドの醸成を考慮した人材育成について講演頂きました。

講演は、先生が体験・体感されてきた人材育成と地域の発展の関わりの具体例に触れ、優れた人材が定着していなければ、地域の発展に課題があることを話されました。

このため、地域の発展に欠かせない人材、特に若者の地域定着が大きな課題であること、この地域定着のためにはシビックプライドの育成が重要と考えていることを説明されました。

さらに、その醸成は、偏差値教育などの教育の現状を考慮すれば、高校生や大学生からではなく、小学生から始める必要があると、具体的な事例を挙げながら話されました。

このことを踏まえ、地域への誇りをもつ人材をどのようにして育成するかについて、先生が関わってきたこれまでの人材育成の課題の八戸市大館地区で実施されている活動をご紹介頂きました。

地域の子供たちを中心とし、八戸工業大学感性デザイン学科の大学生をも巻き込んで地域の歴史や祭りを通してシビックプライドを形成されていることを紹介してくれました。

終わりに、子供たちに地域の素晴らしさを伝えるように、大人たちも自信をもって、地域の素晴らしさをしっかり伝える力が必要であることを力説されました。

講演後、聴講された約20人のみなさんと、学校教育との関わり、学校教員の理解などに関する質疑が行われました。

若者の地域定着を大きな課題として活動を進めているNPO法人地域活性化教育支援ネットワークにとって、貴重な講演と理解し、多くの理事とともに拝聴させて頂きました。

お話し頂いた知見を今後の活動に活かしていきたいと思います。
ありがとうございました。

(理事長 長谷川明)

「令和4年度 中学生による地域企業と大学の見学会」実施報告

 NPO法人地域活性化教育支援ネットワーク(以下、REN)では、昨年2校で試験的に実施された見学会を、今年度は、八戸市で4校の生徒約320名、階上町で2校の生徒約90、あわせて6校の生徒約410名の見学会をコーディネートし、中学生の教育支援活動を実施しました。なお、八戸市の実施については八戸市教育委員会の指導をいただきました。

見学会は、「地域を学ぶ・地域を知る・地域を愛する・地域に誇りを持つ機会を提供し、地域に優れた企業や優れた大学があること、そしてそれぞれの活動や役割を知り、これらの知見から地域や自分自身のこれからを考えること」を目的としています。

このため、見学会前後学習として、見学先を事前に調べるなどの事前学習や、見学先での知見を振り返るなどの事後学習を伴うようにコーディネートしました。

行程は、おおむね午前8時頃に中学校を出発し、午前中に企業を、午後に大学を見学し、昼食時間は、見学先大学の食堂を利用しました。

交通は手配された貸し切りバスを利用し、移動時にも車窓から企業活動を見学できるよう配慮されたルートを計画し、バスに同行したREN理事らによる説明を聞くことができるように組み立てられました。

 参加生徒からは、「このような企業や大学があることを知らなかった。」「見学会に行って良かった。」「見学して、役に立った。」などの声を、指導された先生方からは、「見学会を実施できて良かった。」「実際にみることは、生徒の役に立った。」などの声を受けました。企業や大学からは「地域の中学生の教育に貢献できて良かった。」「この見学が役に立って欲しい。」「先生の見学も検討しては?」などの声を受けました。

 RENでは、引き続き改善に努め、地域のためになる見学会を実施したいと考えています。

【八戸市】

学校名 バス(台) 参加
生徒数
実施日
(令和4年)
REN
同行者数
訪問企業・訪問大学
八戸市立東中学校 3 124 8月26日 7 サンコンピューター、旭光通信システム、 八戸中央・八戸工業大学、 八戸学院大学、八戸学院短期大学部
八戸市立江陽中学校 1 38 9月2日 2 旭光通信システム・八戸工業大学
八戸市立根城中学校 3 128 9月30日 4 サンコンピューター、旭光通信システム、八戸中央青果・八戸工業大学、八戸学院大学、八戸学院大学短期大学部
八戸市立明治中学校 1 28 11月4日 1 旭光通信システム・八戸工業大学
八戸市 計 8 318   14  

【階上町】

学校名バス(台)参加生徒数実施日(令和4年)REN同行者数訪問企業・訪問大学
階上町立階上中学校2約7010月27日2旭光通信システム、北日本造船、帆風美術館・八戸工業大学
階上町立道仏中学校11712月20日1菅原ディーゼル・八戸工業大学
階上町 計3約903
「八戸工業大学第一高校工場見学会」実施報告

高校側から依頼を受け、「市内の工場や現場を見学し、将来の職業を考え、あわせて校内学習への意欲的な取り組みを促す。」ことを目的に、RENが企画、見学先紹介と調整を行い実施しました。参加生徒は1学年162名全員で、機械・電気/電子/情報・建築/土木の3分野で6コースを設定し、生徒の希望を受け入れながら参加生徒のコースを決定しました。訪問先は、希望分野に関わる企業を選び、また土木については行政機関を見学先としました。

参加生徒からは「貴重な体験であった。」「有意義な時間だった」などの声があった。見学先からは「生徒に企業を紹介する機会が得られた。」「見学時間が短い。」などの声がありました。

 今回の見学会は、地域企業のみが対象であったが、同校では、地域大学の見学会を別企画で実施していることから、支援したものです。

RENでは、引き続き改善に努め、地域のためになる見学会を実施したいと考えています。

【八戸工業大学第一高校】

学校名八戸工業大学第一高校
バス(台)6
参加生徒数162
実施日(令和4年)令和5年9月21日
REN同行者数1
訪問企業などエムエス工業、旭光通信システム、菅原ディーゼル、ほくとう、北辰工業、青森県三八地域県民局地域整備部
10月23日(金)八戸学院大学教授、田中哲様による講演が行われました。

10月23日(金)、八戸学院大学教授田中哲様による講演が開催されました。

演題は「まちづくり組織と”はっち”」です。

動画アーカイブはこちらからご視聴いただけます。

「イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン」の助成団体として登録されました。

REN地域活性化教育支援ネットワークではこの度、イオン東北株式会社の実施する「イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン」の助成団体として登録されました。 お預かりした助成金は、青少年育成の活動費として活用してまいります。よろしくお願いいたします。

【4月11日に設置されたレシート投函箱】

現在、新型コロナウイルスの関係で暗いニュースも続いていますが、RENでは今年7月に「元気な八戸づくり若者シンポジウム」の開催を予定するなど、「今、何が出来るか」「今、何が必要か」を考えた活動の推進を通して地域のお役に立てるよう努めてまいります。

なお、「幸せの黄色いレシートキャンペーン」に関する詳細は、イオン東北株式会社の公式ウェブサイトをご覧ください。